胸が痛くなったら
突然、胸が痛くなったら皆さんならどうされますでしょうか?
“胸痛”と一言で言っても、さまざまな原因、病気の可能性があります。
大きく分けると、内科の病気によるもの、整形外科的なもの、さらにはストレスなどからおこるものがあります。他にも、成長期の成長痛や、骨粗鬆症、ヘルペスなど感染症によるものも考えられます。
内科の病気でも、心臓、大動脈、肺動脈など循環器的な原因から、肺炎、肺腫瘍など呼吸器系の病気の可能性もあります。
胸痛でクリニックに受診いただいた場合、まずは原因を調べます。そのために一番大切なポイントはしっかりお話しを聞くことです。胸のどの部分がどんなふうに痛いのか、どんなときに痛くなるのかなど、くわしくお話しをうかがえば、原因を推測することがある程度可能になります。この段階で、はっきり原因はわからなくても、最低でもいくつかに絞り込むことが可能となります。
そうして、診察や、必要な検査を行うことで原因となる病気を診断し、治療や予防を行っていくことになります。
当クリニックでは、ストレス性疾患の専門医もいますので、身体面のみでなく、心因性、ストレス性の胸痛にも連携して対応させていただきます。もちろん、整形外科的な、たとえば骨折や外傷などが原因の場合にはしかるべき医療施設と適切に連携をとらせていただくこともあります。
胸痛のなかには、心筋梗塞や大動脈解離などのように一刻を争うような病気のこともありますので決して油断できません。
胸痛、胸部圧迫感、息苦しさ、動悸など、気になる胸の症状がございましたら、お気軽にご相談、受診いただければ、スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。たいしたことないと思わずに、早めの診断、治療をすることが大切ですので、そのお手伝いをさせていただければありがたいです。