より御気軽に受診いただくために
-女性医師外来について-
(2018.06.18更新)
先日、開院以来高血圧などで定期的に受診いただいている女性の患者さんが、診察が終わり、受付で御会計の際に、
“最近夜中に頻尿で何回も目が覚めて眠れないのよね、だけどこんな話しは男の先生には相談しにくいのよね”
と、おっしゃられていたと、お帰りになった後で伺うことがありました。
夜間頻尿は、利尿剤など薬の副作用かもしれませんし、膀胱炎など炎症性疾患の可能性や、過活動性膀胱などの泌尿器系疾患の可能性も考えられます。
生活の質でも、睡眠の質でも非常におおきな問題と考えられます。
このような問題を、せっかく受診いただいたのにご相談いただきにくい雰囲気があるとすれば、自分自身しっかり反省し、改善していかなければならないと思いました。
定期受診の患者さんにおいても、気になることや、聞いておきたいことをお話ししやすい雰囲気にしておくことが大事だと痛感しました。
ただ、そのように心がけたとしても、やはり男性医師には相談しにくい内容の受診はあると思います。女性の更年期にともなう諸症状や、どの診療科にかかるべきか判断しにくいような、食欲低下、倦怠感、意欲低下なども通常の男性医師には受診しにくいこともあるように思います。
そこで、当院では女性医師による内科外来を開設しております。水曜、木曜の午後を中心に予約制で行っておりますが、可能な限り他の時間帯も対応いたします。 まずはお電話でご相談いただければ幸いに存じます。