コラム:オリンピックイヤー | かたやまハートケアクリニック 長崎長与町 イオンタウン長与内の内科・循環器内科・心療内科

かたやまハートケアクリニック(長崎県・長与町) 内科・循環器内科・心療内科
コラム

オリンピックイヤー

(2020.01.23更新)

2020年、今年は東京オリンピックの年ですね。
半年ぐらい先のことですが、今から楽しみです。
サッカー、バスケット、バレーボール、7人制ラグビー、卓球、バドミントン、柔道、レスリング、体操などなど、日本チームの活躍も期待できる競技が目白押しですが皆さんはどの競技に注目していますでしょうか。
僕はやはり大好きな野球と、そして陸上短距離が楽しみですね。
短距離は、長く世界とは戦えないと思われていた日本にも有望な選手が出てきたことも、もちろんですが、なんと言っても競技のシンプルさ、わかりやすさが魅力です。走るという、人間本来が持っている単純な運動能力のみを10秒前後の短い時間に争う、もっともわかりやすい競技だと思います。
さらに、もっと楽しみにしているのがリレーです。短距離をチーム競技として応援できるところがいいですね。
一般に、陸上種目ではリレーよりも個人種目の方が重要視されると聞いたことがありますが、日本では必ずしもそうではないように感じます。子供の時から運動会でもリレーが一番盛り上がってましたから、そのような文化で育ったからでしょうか。

リレーはバトンをつないでいく競技ですが、この“つなぐ”というワードは、クリニックでもすごく重要です。患者さんが受診されると受付さんから看護師さんにつながれ、血圧などをチェックしてもらって医師につなぎます。医師が診察、治療後に今度は薬剤師さんに薬を出してもらいます。
このような一連の流れの中で、どこかのつなぎ目にほころびがあると、適切な治療ができなくなります。
こう考えるとリレーも診療もチームプレーが重要であり、メンバーそれぞれがしっかりと役割をはたすことで、始めていい結果を得られるのだと思います。

今年はオリンピックもしっかり応援し、クリニックもより一層チームの和を大切にして患者さんにいい結果を提供できるような一年にしたいと思っています。